第14回冬至水行祭・ほしまつりのご報告

閉幕のご挨拶

 「第14回 冬至水行祭・ほしまつり」は、無事盛会裏に修めることができました。
 水行参加者は総勢127名(内、僧侶5名)。 定員108名を大幅に超えての参加申込を頂戴し、キャンセル待ちの方々も数名おられる中、水行に臨まれた皆さまと一年の締めくくりをさせて頂きました。

 前日から寒波に見舞われた北陸において、サンダーバードの運行中止や高速道路の一部通行止めにより、涙を呑んで水行への参加を断念せざるを得ない方々がいらしゃいました。また、体調不良で自粛キャンセルをお申し出くださる方もおられました。 そんな皆さまの想いも背負って、今年一年の感謝と反省の水行(禊ぎ)に臨みました。

 そして参加者の中には、義足車イスで装束を身につけて水行に臨まれた方がおられました。 その姿は、見る者の胸を熱くさせました。 老若男女で臨まれる水行には、最高齢が86歳。最年少は6歳でした。 ヴェトナム出身の方も参加されて、国境を越えてグローバルに広がる「水行の和」となっております。

 様々な想いを持って水行に臨まれる参加者の心意気に、抑えることのできない感動。そして雪が降りしきる中での水行の姿は本当に美しく、見ているだけで心洗われる思いになりました。

 移り変わりの早い今の時代には、自分の心に『不易流行(ふえきりゅうこう)』の軸を持つことが大切だと思います。

 変えてはいけない精神。
 変わり続ける時代の流れ。
 疫病退散の祈りも含む祭事。

 今年のテーマは 《パラダイムシフト~真我に目覚める~》でした。
 合同瞑想で地場と自らの魂を浄化し、水行で心身を浄め、 “真我に目覚める”祭事となりました。

 毎年感じることですが、 裏方でご尽力いただくスタッフ実行委員皆様には、心より感謝と敬意を表し御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 次回『第15回 冬至水行祭・ほしまつり』は、令和4年12月18日(第3日曜日)に開催いたします。15回という節目の年となります。
 前夜17日(土)に『夜の部』を復活!?
 さらにはスペシャル企画も考察中!!
 どうぞ、開催発表を楽しみにお待ち下さい。
 来年も、皆さまとお目にかかれますことを心待ちにしております。

 水行・合同瞑想会・冬至祈祷会にご参加くださった皆さま、実行委員会スタッフの皆さま、そして檀信徒の皆さま、本当にありがとうございました。

合掌 九拝

冬至水行祭・ほしまつり実行委員会
委員長 谷川寛敬(真成寺副住職)
スタッフ一同

【お願い】
●当日の画像公開は、何千枚という画像の編集があるため、7~10日後となります。どうが楽しみにお待ちください。
●個々で当日の画像を投稿される際には、是非とも以下のタグ付けをしていただけれけば幸いです。

#冬至水行祭 #真成寺

本年の水行開催実績

総勢:122名
▼部門別
・早朝の部 1組 計 17名
・午前の部 9組 計105名
・僧侶   1組 計 5名
 総合      計127名
◯個人(年齢、性別、職業、地域、国籍不問)
◯団体
・「じゅうべいカイロプラクティックグルー プ」の皆様
・「正道会館正天會」の皆様
・「みずほ證券株式会社」の皆様
・「〈芋かいもち〉源七」の皆様
・「日本生命保険相互会社」の皆様
・「市役所職員」の皆様
・県内外から結集された家族・個人の皆様  他
◯ご協力頂いた僧侶の皆様
・小杉行慶 上人(大阪)
・高野本亘 上人(氷見)
・布谷海鳳 上人(福井)

水行の勧めと3つの意義

①生かされている命に気づく……
 「命の黄泉帰り(よみがえり・蘇り)」《日本の伝統文化。人間の生死の起源。神代に繋がる禊の物語》
②心のみそぎ……
 「感謝」と「反省」
 《天皇陛下自ら心身を清める「御禊(ごけい)」を行う》
③人格形成……
 魂という仏性明徳(ぶっしょうめいとく)を磨く《穢れ(ケガレ)を水行(すいぎょう)で禊祓(みそぎばら)いする》

#真成寺
#冬至水行祭

【お問合せ先】
冬至水行祭・ほしまつり実行委員会
〒937-0867 富山県魚津市真成寺町4-6 (真成寺内)
Tel.&Fax. 0765-22-2268
E-mail:nbmkanjp@yahoo.co.jp