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葬儀や法事に関するマナーや対応について

厄除け

 男性は数え年で25歳と42歳、女性は数え年で19歳と33歳が厄年になり、特に男性は42歳、女性は33歳が大厄(本厄)とされています。それぞれの前後年である前厄・後厄を加えた3ヶ年の期間を、特に災いが多く行動を慎まなければならないとされています。医学的に見ても体の変化を迎えるころなので、健康に注意するとともに厄落としをして災難に遭うのを防ぐ習慣があります。特に決まった風習はありませんが、地域によって様々な厄落とし方法があるので、習慣に従いましょう。


成人式

 成人式は、もともと1月15日で国民の祝日でしたが、平成12年より1月の第2月曜日が「成人の日」として改正されております。全国の市区町村の主催で、満20歳の男女を招き、成人の新しい門出を祝う式典のことを指します。現代の法律では、満20歳に達すると成人と認められ、親権からの独立、政治への参与が許されます。結婚の自由、選挙権を与えられ、法律的な権利を受けると同時に、義務を負うことになります。喫煙、飲酒も許されます。親戚やごく親しい人からのお祝いは、本人の希望を聞き、本人の趣味に合ったものを贈るように心がけます。先方に謝意を伝える事が何よりも肝心です。また成人式を迎えた紳士淑女の皆さんは、気持ちだけでお返しは特に必要ありません。


新築祝い

 家を新築する順序として、地鎮祭、棟上式、新築披露があります。身内や親しい方が家を新築されたり新居を購入された時は、完成入居後一週間以内にお祝いを贈ります。またその家に招かれている場合は訪問する機会にお祝いを持参します。新築祝としてふさわしい贈り物としては、やはり実用品でしょう。また、実用品が重複してしまうこともありますので、事前に聞いておいたほうが無難です。金銭を送る場合には、身内であれば1〜2万、友人、知人は5千〜1万円くらいが目安となります。
 注意する事は、火に関連する物(例えばストーブ、ライター、コンロ、火をデザインした物)は縁起が悪い為絶対に贈ってはいけません。



お彼岸の由来@

 お彼岸の時期は、一般的に『春のお彼岸』3月18日〜24日とし、『秋のお彼岸』9月20日〜26日です。「暑さ寒さも彼岸まで」と言って、日本の四季を感じさせてくれます。お彼岸を迎えるころには厳しかった暑さ寒さも和らぎ、私達はとてもいい季節を迎えます。お彼岸の中日を、まさに「お中日」と言って、「春分の日」・「秋分の日」として国民の休日に当てられています。最初の日を“彼岸の入り”、最後の日を“彼岸明け”と言います。お彼岸には牡丹餅や、おはぎを食べたり、彼岸花が咲いたりします。また、春のお彼岸にお供えするのが牡丹餅で、秋にお供えする場合はお萩と言われています。


お彼岸の由来A

 お彼岸とは、向こう岸を意味する言葉です。この世から川向こうの悟りの世界へ、渡るために教えを守り、自らの行いを慎む期間とされていたものが、春分の日と秋分の日と結びついて墓参りなどをする年中行事となりました。何と法律でも「先祖を敬い、亡き人を偲ぶ日」と定められており、特にお祝い事は避けるべきだとも言われています。お彼岸は、季節の区切りとしていて、春分・秋分の日が、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、仏教の信仰と結びついた日本独自の仏教行事です。春と秋の彼岸の一週間に仏事を行うと、仏の功徳があるといわれています。


お彼岸の花

 お彼岸の花として「彼岸花」がよく知られていますが、名は秋の彼岸ごろから開花することに由来しています。


危篤のお知らせを受けた場合

 危篤の知らせを受けた場合、可能な限り早く駆けつけましょう。身近な人から「危篤である」旨の連絡を受けた場合は、人目会ってほしいとの意思表示でもあります。どこに向かえばいいか、住所や連絡先を聞き、なるべく早く駆けつけましょう。連絡が夜中であっても出来る限り駆けつけてあげてください。遠方ですぐにはどうしても駆けつけることが出来ないときには弔電を打つことをお勧めします。また、この場合には檀家は立て込んでいますので、電話をかけなおすことは控えましょう。駆けつける時は、通夜ではないので平服でも可能です。


訃報を受けた場合

 遺族から連絡を受けた場合には、故人との関係によってその後どのように行動するかが変わります。・身内(3親等以内)の方は通夜前に弔問します。身近な方であればお手伝いが必要かどうかを聞いてみましょう。遺族はかなり忙しい状態にあります。・知人・友人・会社付き合いがある方は通夜から出席します。通夜までに服装や香典などの準備を忘れないようにします。


お葬式のお手続き

 家族が亡くなった場合には、医師から死亡診断書をもらいます。その後に役所に死亡通知を出さなくてはなりません。また菩提寺や住職、あるいは勤務先に連絡をします。連絡をする時間については、夜中であっても、なるべく早く伝えることが重要です。自分の氏名、連絡先と場所をハッキリと伝えます。死亡届けは7日以内に提出する必要があります。医師、または主治医から死亡診断書を頂いたら速やかに提出しましょう。役所で受理後に「火葬許可証」が発行されます。火葬後に提出し、日時の記載を済ませた後にこれが「埋葬許可証」になります。※最近では葬儀屋さん書類手続きなどを、肩代わりして下さる地域もあります。もうひとつ注意したいのは故人の預金。自らのお葬式のために貯金をしている方もいますが、死亡通知書が受理された後に故人の預金を下ろそうとしても、銀行側で口座を凍結してしまい、遺族でも貯金が下ろせなくなります。故人の預金を利用する場合には、通知を出す前にまず貯金を確認してみましょう。


仏式の通夜・葬式

 お焼香は故人とつながりの深い血縁者から喪主、故人の子供、故人の両親、故人の兄弟の順で、その後に故人の配偶者の両親、兄弟、叔父叔母、友人の順に焼香を行い、最終的には参列者全員が行います。葬儀後には、神式のお葬式と同じく玄関前などで自分に清めの塩を体(胸、腕、足など)にかけて穢れを落とします。


神道のお葬式

 神道に基づいた通夜、葬式をそれぞれ「通夜祭」「葬儀祭」といいます。「祭」という字が利用されていますが、これは神道では祖先の霊を祀る行事のことをすべて「祭」という為です。歴史上では仏教伝来以前からあったことが古典にも記されていているので、古来から伝えられている日本独自の葬式となります。また、仏教では戒名をつけますが、神道ではなく本名がそのまま故人の送り名になります。葬式、通夜でも二礼ニ拍手一礼を行うことがありますが、葬式の場合の拍手は音を立てない「しのび手」で行います。また、通夜ぶるまいに当たる直会(なおらい)では、火を使った料理はタブー。仕出し弁当や出前が一般的。葬儀祭後には玄関前などで自分に清めの塩を体(胸、腕、足など)にかけて穢れを落とします。


神道のお葬式

 神道に基づいた通夜、葬式をそれぞれ「通夜祭」「葬儀祭」といいます。「祭」という字が利用されていますが、これは神道では祖先の霊を祀る行事のことをすべて「祭」という為です。歴史上では仏教伝来以前からあったことが古典にも記されていているので、古来から伝えられている日本独自の葬式となります。また、仏教では戒名をつけますが、神道ではなく本名がそのまま故人の送り名になります。葬式、通夜でも二礼ニ拍手一礼を行うことがありますが、葬式の場合の拍手は音を立てない「しのび手」で行います。また、通夜ぶるまいに当たる直会(なおらい)では、火を使った料理はタブー。仕出し弁当や出前が一般的。葬儀祭後には玄関前などで自分に清めの塩を体(胸、腕、足など)にかけて穢れを落とします。


キリスト教の儀式

 大まかに分けてプロテスタント式とカトリック式に分かれます。「カトリック式」は故人が生前に洗礼を受けている事が前提ですので、洗礼を受けていない方は行うことが出来ません。葬儀のことを「追悼ミサ」と呼び、教会で行われます。「プロテスタント式」では起立はゆるく、故人の宗教に関わらず希望すれば選択することが出来ます。カトリック、プロテスタント共に葬儀後にはすぐ埋葬するのがきまりですが、火葬を行う場合には一旦自宅に安置し、一ヵ月後に埋葬式を行います。


出棺・火葬

 葬儀(告別式)が終了した後に、棺を祭壇から下ろし、故人との最後の対面となります。合掌後に、「別れ花」を行います。棺を花で埋めていきましょう。また故人が大切にしていたものを入れてもOKです。その後に霊柩車へ乗せることになります。2人1組でお骨を割り箸でつかみ、骨壷に収めます。骨揚げには橋渡しという意味があり、故人が三途の河を無事に渡る手助けをするという意味があります。遺骨は喪主が両手で持ち帰ります。


お葬式に参列する場合は

 親しい方が亡くなった場合には、通夜、葬儀共に参列したほうがいいです。通夜、葬儀が始まり、僧侶が読経の最中に会場に入るのはタブー。受付では、小声で「このたびはご愁傷さまでした」とお悔やみを述べます。同時に香典を出しますが、必ず両手を添えて差し出します。


香典に関して

 香典はお通夜か葬儀のどちらかに持参します。不祝儀袋をつかいますが、表書きは必ず薄墨で記入します。故人、または遺族の宗教によって不祝儀袋の書き方が異なりますが、わからない場合には「御霊前」と記載すると通夜、告別式でも利用できるので無難。また、遺族からご厚志はお断り申し上げます、という場合には、無理に受け取ってもらうことはマナー違反となります。香典の金額の目安は、故人とのお付き合いの深さで判断することが出来ます。
・両親が亡くなった場合には5万〜10万、兄弟であれば3万〜5万が相場です。
・祖父、叔父などの親戚であれば1万〜3万ほどが相場です。
・知人や友人、会社の同僚の場合には5千円〜1万円が相場です。
※あくまで目安ですので、ご検討くださいませ。


参列時の服装に関して

 通夜、お葬式に参列する場合の服装はルールがあります。男女共に黒、グレーの服装で、光る素材のものは避けましょう。また、女性のアクセサリーや香水など、ファッションを意識するものは避けたほうが無難です。喪服は遺族が着ますので、参列時には準喪服、略喪服を利用します。
『女性の場合』…黒のワンピースやスーツ、アンサンブルを着用します。ストッキングや靴、小物も黒を選びます。
和服の場合でもなるべく黒を選びます。帯、小物は必ず黒を選びましょう。
『男性の場合』…黒、グレーなどのスーツに白のシャツを着用します。ネクタイは必ず黒を。
『子供の場合』…学生であれば学生服で問題ありません。制服がない場合もやはり黒を基調に合わせます。


お供花・お供物に関して

 霊前に添えられる供花、供物は生前に親しかった方から送られます。お葬式/お通夜の会場の大きさにあったものを送りましょう。スペースの問題もあるので、贈る前には事前に遺族と相談することが重要になります。また、香典と同じく遺族からご厚志はお断り申し上げます、という場合には、無理に受け取ってもらうことはマナー違反となります。
『仏式の場合』…線香、ろうそく、果物など。肉、魚などの生ものはダメです。
『神式の場合』…海産物、日本酒など。線香、ろうそくはダメです。
『キリスト教の場合』…供花のみ、供物は贈りません。


お葬式が終わったら

 お葬式が終わったら、速やかに会場を出ます。遺族にご挨拶をすることは特に必要ありません。どうしても挨拶をする場合には、手短に終わらせましょう。葬儀が終わり、帰宅したら家族などに自宅の門の前や玄関で自分の体(胸、足元など)に塩をまいてもらいます。自分でかけるのもOK。塩を自分に降りかける習慣は、神道の穢れの思想から発生しているものですが、現在は宗派を問わず行われているものです。また、注意しなければいけない事は、香典返しを受け取った場合には、お礼をいうのは失礼に当たります。商品が届いたこ事だけをお伝えしましょう


弔辞について

 弔辞は故人と特につながりがある方に遺族から依頼されるものですので、弔辞を依頼されたら、辞退するのはマナー違反です。約3分ほどを目安に、故人との関係や思い出、人柄とお別れの言葉を素直に伝えるような内容であれば問題ありません。仏式の場合、神式であれば「永眠」、「逝去」という言葉を使いましょう。キリスト教式では死は神の元に召されるという考え方があるので、「死」という単語や「お悔やみ申し上げます」という言葉はいけません。


お葬式後のあいさつ回り

 葬儀終了後には、速やかに事務手続きを済ませます。葬儀の支払いや神社や寺院への謝礼も行わなくてはならないので、葬儀後1習慣ほどはあわただしくなります。お葬式後に確認しなければならない書面は「芳名帳」「香典帳」「供物帳」「弔電、弔辞」「会計用の出納長帳、請求書や領収書」があります。葬儀を行った神社や寺院には翌日に喪主がお礼に伺います。謝礼には「お布施」「お玉串料」とします。翌日に渡すことが出来ない場合には、葬儀の日に渡します。また、お世話になった方への挨拶には菓子折りを持参し、初7日までに伺いましょう。故人が借り物をしていた場合には同時に返却しましょう。


香典返し

 頂いた香典に対してのお礼が香典返しです。香典返しは忌明けの四十九日に行います。葬儀に参列していただいた香典の半分の品物を送ることが一般的。頂いた香典は人によりことなりますので、複数の段階(3〜4段階)の商品をご用意し、頂いた金額に応じてお礼を添えて贈ります。商品は消耗品や生活用品がよいとされています。最近ではカタログのように好きな香典を選ぶと届けてくれる方法もあります。また、一家の働き手が亡くなった場合には香典返しは必要ありません。香典返しを辞退された方へも無理に渡すことはしないようにしましょう。


会葬礼状

 葬儀に参列していただいた方へは、必ず会葬礼状をお渡しします。葬儀に参列した方の人数を事前に把握しておき、おおよその数を把握しておきましょう。葬儀社へ依頼するか、自分で印刷の手続きをしますが、お清め用の塩を必ず同梱しましょう。一般的な会葬礼状を以下に記しておきますは。何はともあれ、気持ちを伝えることが大事ですので、ご参考になれば幸いです。
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拝啓 亡○ ○○儀、葬儀の際はご多忙中のところをわざわざご会葬賜り、
ご丁重なご厚志を賜りまして、厚くお礼申しあげます。
ここに生前の御厚情を深謝し、略儀ながら御礼の御挨拶を申し上げます。
敬具
平成○○年○月○日

喪主 ○○○○
外 親戚一同
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(以上です)


形見分け

 忌明け後に、近親者や友人、知人に「形見分け」を行います。故人の遺品を形見分けするもの、遺族が保管するものにわけます。自宅で不要になった故人の生活用品は家族で処分します。形見分けの申し出があればありがたく受け取りましょう。また、原則として、目上の人には形見分けをしないのがマナーです。どんな場合であっても遺品は包まずにそのままの状態で渡します。忌明け後に遺族から形見分けを受けて欲しいと言われた場合は、喜んでいただきにあがるのが礼儀です。その際は特に手土産などは必要ありませんので、日時を相談してこちらから出向くようにしましょう。一般的には忌明けは四十九日をさします。


喪中欠礼ハガキ

 自分を中心として一親等(父母、配偶者、子)と同居している二親等(祖父母、兄弟、孫)に一年以内の不幸があった場合に年賀の交換を辞退するために出す挨拶状です。喪中欠礼はがきの内容は、「喪中につき新年のご挨拶は控えさせて頂きます」や、「喪中につき年末年始のご挨拶はご遠慮申し上げます」や、のように、定型の文で少し大きめに書き始め、故人が他界した時期と年齢、故人名を儀礼的に簡潔な文面で書きます。文中に句読点をつけません。


寒中見舞い

 一年以内の不幸があった場合に年賀のご挨拶は行いませんが、どうしても新年のご挨拶をしたい場合や必要である場合には、松の内があけた後に寒中見舞いとしてはがきを出すのが一般的です。その際には「寒中お見舞い申し上げます」という挨拶とともに、喪中であり、新年のご挨拶が遅れたことをことを記載します。あけましておめでとうございます、という語句は利用しません。故人に年賀状が届いてしまった場合も同様で、寒中見舞いと共に亡くなったことのお知らせが行き届かなかった事の非礼をお詫びしましょう。また、喪中の相手に年賀を出してしまった場合には、松の内が開けた後にお詫びとお悔やみをするのが一般的です。


仏式の法要(法事)に関して

 仏式の法要は初7日に始まり、百回忌まで続きます。特に大事なのは初7日と49日(七七日)で、初7日には遺骨迎えの法要と同時に行います。49日は仏教でいうところの閻魔大王に裁きを受けた後、故人の行き先が決定する日とされているためです。同時に近年では、49日を持って「喪明け」とされ、遺族は通常の生活に戻ります。初7日後、7日ごとに続く法要を追善法要といい、年ごとに行われる法要を「年忌法要」といいます。亡くなった日(命日)を「祥月命日」といいます。1年後の祥月命日には「一周忌」、さらに2年後の祥月命日には「三周忌」を行います。


仏式法事/法要のマナーとして

 ほとんどの場合は喪主が法要を取り仕切ります。法要の日時が決まったら、案内状を出します。特に書面にルールはありません。わかりやすい文面で大丈夫です。服装は3回忌までは喪主は喪服を着用しますが、3回忌以降は喪服でなくても平気です。近年では地味なスーツを着用することが多い様です。