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日蓮宗の鬼子母神様

 日蓮聖人が鬼子母神様を【法華経】の守護神として大曼陀羅の中に勧請し、十羅刹女と共に諸天善神の中でも特に重視していたことはよく知られています。
 法華経第二六番目の陀羅尼品の一説に、法華経の伝道者を悩ます者の罪と罰を言明する。仏はそれに答えて有名な「受持法華名者、福不可量(法華の御名を受持せん者福量るべからず)」の金文を説いて、十羅刹・鬼子母に行者擁護を命じました。十羅刹女と鬼子母神としての存在意義は、法華行者擁護の使命にあります。そして日蓮聖人は自らをその守護せらるべき仏の勅使=「法華経の行者」と自覚信得されておられたのであります。ここに日蓮聖人と十羅刹・鬼子母神との法華経を通した絆が結ばれるのであります。
 法華経を身に読むことによって法華経を証明せんとした日蓮聖人によって、鬼子母神様の擁護は、陀羅尼品の誓いの実現という面から、また逆にまさしく日蓮聖人が「法華経の行者」であることの証しから、法華経が絶対の真実であるための証明で、迫害に遭うたびに祈祷に熱がこもっていったのです。