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十羅刹女とは

 鬼神の代表者である「十羅刹女」とは、十人の羅刹女(鬼女)という事です。
 @藍婆(らんば)A毘藍婆(びらんば)B曲歯(こくし)C華歯(けし)D黒歯(こくし)E多髪(たほつ)F無厭足(むえんぞく)G持瓔珞(じようらく)H皐諦(こうたい)I奪一切衆生精気(だついっさいしゅじょうしょうけ)という名前が付けられ、この十羅刹女の上首が皐諦女(こうたいにょ)とされています。
 さて、この十羅刹女は法華経で鬼子母神様と同格に見られてる神様ですが、一般には鬼子母神様ほど知られていません。他の経典や儀軌の中にも無く、ただほんのわずかに天台宗の方で伝えられているに過ぎません。しかし鬼子母神様が、色々な経典などでは極めて個人的な欲求を満足させる利己的な神として誤り伝えられているのに対し、『法華経』では鬼子母神様も、十羅刹女と同じく世の中に正しい教え、正しい生き方を宣伝する『法華経』の伝道者、また信者を守るという本来の姿を示されましたから、この神様方の本当の任務が広く一般に知られなければならないわけです。これを知らせ、弘めたのが鎌倉時代の中期頃に出られた日蓮聖人でした。