1. TOP > 
  2. 行事案内 >
  3. 月間予定 10月 11月

10月

◎8日 『鬼子母尊神様大祭』
   午後2時より、特別大祈祷

 真成寺は別名『鬼子母神様のお寺』として、知られています。
 真成寺の御開山である慈光院日等上人が、大家老の難病を祈祷する時に所持された霊験あらたかな鬼子母神様です。その鬼子母神様は、足利時代に将軍足利義教に『立正治国論』を献上し、水攻め火攻めのあと、焼き鍋を頭に被せられた通称“鍋かむり日親上人”の手彫りの一体と伝えられております。
 年に一度の御開帳です。この機会に伝説の鬼子母神様を拝し、合掌いたしましょう。

 昔から真成寺の鬼子母神様は、難病にかかって、医者に見せても、どうしても治らないとサジを投げられた病気とか、夜泣き、カンの虫、また、生まれて間もなく病気になって歩けなくなった時など、お参りをすると治るといわれています。
 また、今日まで子宝に恵まれず、子供が授かるのを諦めていた夫婦がお参りをしたところ、翌月に子供が授かったという感謝の報告が、数多く寄せられております。今では他宗派の信仰者からも、「お乳もらいの鬼子母神様」として信仰されております。
 鬼子母神様の御開帳は、秋の縁日10月8日で、全国各地から報恩の御祭礼に老若男女を問わず、御参拝に訪れて賑わっております。

11月

◎3日 『御報恩会式』
   午後1時 お説教
   午後2時 御報恩大法要

 日蓮聖人を偲び、感謝報恩の気持ちを込めて営まれる法要の事です。
 日蓮聖人のご命日は10月13日ですが、全国の各寺院では10月・11月にかけて、法要が執り行われます。真成寺では毎年11月3日(文化の日)に行っております。毎年たくさんの檀家さん、信者さん、一般の信仰者さん達が一緒になって『南無妙法蓮華経』と声高らかにお唱えしております。
 昼食には、昔ながらの地元食である“いとこ煮”を食べながら、日蓮聖人への想いを深め合います。

『日蓮宗の御会式』
 御会式は、日蓮門下の諸派で日蓮聖人の御命日である10月13日等にあわせて行われる法要であります。なお、この「10月13日」は太陰暦であり、太陽暦では11月21日となります。特に東京都大田区の池上本門寺では、数十万人の参拝者が訪れる祭りとしてよく知られています。
 起源は定かではありませんが、浮世絵師の歌川広重(二代)の作品『江戸自慢三十六興』、『江戸名勝図会』で描かれていることから、江戸時代末期までには始まっていたと考えられます。日蓮聖人の御命日の前夜(10月12日)はお逮夜と呼ばれ、各地から集まった信徒団体の集まり(講中)が、行列し万灯や提灯を掲げ、纏を振り、団扇太鼓や鉦を叩き、題目を唱えながら境内や寺の近辺を練り歩きます。古来は、提灯に蝋燭を灯し、団扇太鼓を叩きながら参詣する簡素なものだったようです。纏を振るようになったのは、明治時代に町火消たちが参詣に訪れた事によるそうです。近年は万灯の明かりとして、蝋燭の替わりに発電機を利用、電球やLEDなどで装飾しているものもあります。これは単に万灯を目立たせる、豪華さを演出する等の演出の意味合いもありますが、これら万灯や提灯等の仏具は個人保有が大半であり、また、仏具補修費用が高額のために、蝋燭使用の場合に起こる万灯や提灯への煤や、延焼被害を防ぐ意図の方が強いのです。日蓮宗のお寺には、境内に鬼子母神様をお祀りする事が多く、鬼子母神様のお祭りを兼ねる場合も多い様です。お寺によっては「花まつり」ではなく、お会式に稚児行列が出る事もあります。

『御会式の万灯について』
 御会式の万灯は大変独特なもので、五重塔を模した大変立派な物や、中に人形を入れたもの、行灯形のもの、複数の提灯を付けた物など、講中により様々で、見ているだけでも飽きません。また、大正から昭和初期頃、仕掛け万灯なる、仕掛けを施したものもあったようですが、今は見ることができません。今では電球で明るく照らすことができるため、多くの講中が万灯の後ろに発電機・バッテリーを乗せた手押し車を付けています。昔のものは蝋燭で灯りをとっていたため、途中で燃えてしまうことも多かったといいます(苦笑)。 万灯に飾り付けられた花は、桜花を模して作られています。これは、日蓮聖人御入滅の時、庭の桜が季節外れの花を咲かせた(会式桜)という伝説に由来します。「会式桜」は万灯に限らず、仏壇等にも飾られ、古くからお会式には付き物となっています。
 また万灯行列言いますが、纏、団扇太鼓、鉦、笛、万灯で構成された各万灯講中が参詣のために練り歩きます。すると、一つの万灯講中がお寺でお経・お題目をあげている間にも次々に万灯講中が来るため、順番待ちの長い行列ができます。これを俗に万灯行列といいます。